平野山長楽寺
和泉西国三十三箇所観音霊場第三十番札所でもある平野山長楽寺は「泉州志」にも記述されていて、小高い丘上にあります。江戸時代5代将軍徳川綱吉の時代貞享年間(1684~1687)の書物に「泉州三十三所」として初めて記述があり、300年以上の歴史を刻んでいて、山内からは平安時代から鎌倉時代の者と思われる軒瓦や鬼瓦が出土しています。
天正13年(1585)秀吉の紀州攻めの際に焼失しましたが、江戸時代に観音堂と庫裏のみが再建されたそうです。
参道の両側には西国三十三箇寺のご本観音霊場尊、役行者などの石像が地元有志の寄付により安置されています。
■INFORMATION
- 住所
- 阪南市鳥取中725