「海岸のすぐ近くなのに清水が湧き出る」という不思議な湧き水がある清水大師。
『昔、旅の僧が立ち寄り、一杯のお湯を頼んだところ、頼まれた老婆がなかなか帰って来ず、理由を聞くと遠くに水を組みに行ったとのこと。僧はこれに深く感銘し、ここに井戸を掘りなさいと言って立ち去り、掘ってみると清らかな清水が湧き出した。』（清水庵伝記より）
その後いかなる降雨、干ばつにも変わりなくこんこんと湧き続けたという泉に喜んだ村人達は、ここに大師堂を造り「清水庵」と名付け毎月20日を「清水大師の日」として今も清水大師講の方々が大切にお奉りされています。毎年4月20日にはご本尊の弘法大師をお祭りする大祭が行われます。

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