
波太神社
当地の豪族 鳥取氏の祖と伝えられる角凝命(つのこりのみこと)を主神とする波太宮(はたぐう)と、応神天皇をまつる八幡宮の二宮が祭られている波太神社は、延喜式という平安時代中期に編纂された格式のある神社です。
本殿と末社三神社本殿が1638年のもので、国の重要文化財に指定されていて、三間社流造という、江戸時代初期の建物によく用いられた建物の形をしています。拝殿は、昭和10年(1935年)頃に再建されたものです。
境内に映っているのは毎年6月30日に行われる「夏越の祓」の設えです。
「夏越の祓」とは、半年分の穢れをを払い、これからの半年の健康と厄除けを祈願する行事です。
秋祭りでは、波太神社本殿前の石段をやぐらが駆け上がる宮入は勇壮で迫力満点です。
■INFORMATION
- 住所
- 阪南市石田167